元副部長にお話し頂きました
勤務表の公表は、副看護部長が各部署を回り、師長に配布する。
スタッフは、業務をしつつ、チラチラとこちらを見ている。公表を今か今かと待っているのだ。
勤務表は、永遠のベストセラーだ。みんな、穴が開くほど見入る。自分の勤務の流れと、希望が叶っているのか、リーダー勤務があるのか、そして最大の関心事
は、夜勤を誰と組むのか。ジーっと見る、見る、見る。自分の勤務を一通り確認した後は、他のスタッフの勤務状況をまたもや、ジーっと見るのである。よくも
まあ、そんなに見られるものだと感心した。私はというと、スタッフが勤務表を見ていることなんて全く気にしない素振りで業務をこなす。でも心は、張り裂け
そうで、『スタッフに何を言われるんだろう・・・』と十字架にかけられた気分。この気持ちは、程度の違いはあれ、勤務表公表の度に味わった。師長在職8年×12か月=96回。心臓に悪いワー。最後には、少しは心臓に毛が生え
たが、PACとPVCとショートランぐらいは起きていたように思う。VTにならずに良かったと心から思う。私はこれぐらいのことで、くたばるわけにはいかないのだ。